上司の言うとおりにやったのに怒られた・・・
上司の言っていることがめちゃくちゃだ・・・
会社員をやっていると、上司からの理不尽を経験することってありますよね。
- 理にかなっていない様・態度
- 物事の筋が通らないこと
- 無茶苦茶なこと
何度か転職をし、トータルの会社員歴が10年を超える筆者。その中で経験した上司からの理不尽は相当なものです。
当時、あまりにも腑に落ちないことばかりで、怒り狂いかけていた時期もありました。
そんな腹ただしい理不尽な経験ですが、今思い返すと笑えてしまうなーと思えることもあります。
あの苦い思い出たちが、まさか笑えるものになるなんて……時間の経過ってすごいですね。
そこでこの記事では、筆者が実際の会社員生活で喰らった、上司からの理不尽攻撃ワースト5を厳選してお伝えしていきます。
上司からの理不尽対策などといった有益な記事ではなく、過去の理不尽な経験をただただ紹介していく無益な記事です。
「こんな上司もいるんだなー」程度にご覧いただけると幸いです。


上司からの理不尽を喰らってきた僕の会社員生活
実体験に基づく話をする前に、簡単に筆者の会社員歴と上司との関係性を紹介しておきます。

無口で冷めた上司だった大手自動車メーカーの製造部門
人生初の会社員となるべく、高卒で入社した1社目。4年弱勤めた中、上司となった人物は1名のみ。
この上司からはこれといった理不尽を受けることはなかったが、とにかく無口で冷めていた。ある意味理不尽ではあったのかもしれない・・・
熱血タイプの暑苦しい上司だった大手アパレルのセレクトショップ販売員
服が好きで飛び込んだアパレル業界。今となっては誰もが知る会社であるが、当時はまだまだ無名。会社組織も整備されていませんでした。
そこで出会った正義感MAXの熱血上司。決して悪い人ではなかったが、度を過ぎた正義感から、時折クレイジーかつ理不尽な目に遭わされました。
面倒な個性が溢れる上司だった大手電機メーカーPグループ会社の営業
上司の年代が個性派ぞろい。しかも体育会系よりと面倒なメンツが揃っていました。
筆者の上司となった人物は3名いましたが、最後の上司になった人が超強力。
幸いにも筆者は数少ない気に入られた部類にいたので、被害は少なめ。ただ周囲の人たちはとんでもなくやられていました。
頑固で古い考えの上司だった大手電機メーカーSグループ会社で営業
実は現職。入社1年未満と浅いですが、なかなか強力なメンツがいると感じています。
現に、入社間もない頃から幾多の理不尽に見舞われています。が、筆者以上に新入社員が散々な目に。
第三者目線から見てもとんでもない理不尽の連続。新入社員がかわいそう。
今後、これまで以上の理不尽が期待できそうです。

上司からの理不尽ワースト5
数多く経験してきた上司からの理不尽集より、主観によるワースト5を選出しました。
定番のものから、「まさかそんなことで!?」と耳を疑いたくなる理不尽まで紹介していきます。

5位 常に機嫌が悪く攻撃的
50代以上の上司に多い傾向が見られます。とくに何も起きていないのに、常に期限が悪く、八つ当たりみたいなことをしてきます。何かに追われているのでしょうか・・・
この手のタイプは質問を受けることはもちろん、何かをお願いされること(たとえば承認や決裁など)でもキレてきます。とにかく期限が悪く、周囲に当たってくるのです。
とはいえ、当たる相手は選びます。基本的には自分より弱い立場の人間です。
そうです。上司と部下の関係であれば、部下が狙われて当然なわけです。
部下のことを思った厳しい指導であればそう問題視しませんが、単なる八つ当たりとなれば黙ってはおけません。
このタイプは放っておくのがベストですが、関わらざるを得ない場合は「こちらもやられっぱなしではないぞ」と意思表示をしておきましょう。
50代以上かつ仕事のキャパシティが小さい人が多いので、無能な上司と考えていいタイプです。

4位 指示内容がコロコロ変わる
○○という指示を受け実行すると、「○○じゃないだろ!××だろ!」と上司自身が指示内容を書き換えて怒られるというパターン。
これはあなたも経験があるのではないでしょうか?部下としては上司の言うとおりにしただけなのに…と。

それでいて、「上司の言ったとおりにしただけですよ?」と弁明しようとしても聞く耳を持ちません。そもそも自分がその指示をしたことはないものとされていますので。
この手のタイプに有効なのは、指示を受けたときに目の前でメモを取っておくこと。
もし、上記のような目に合ったなら、そのメモを上司の前で見返してやればいいのです。
これをやられては、クレイジーな上司もさすがにぐうの音も出ません。こちら側の完全勝利です。

3位 思いどおりにならないとキレる
5位の常に機嫌が悪い上司とは異なり、自分が考えているとおりにならなくなった途端にキレるタイプです。器が小さいタイプとも言えますね。
基本的に新しい意見は受け入れないため、部下オリジナルの意見などは求めていません。むしろそんな意見を出せば、「それは違う!」と即座に否定されることでしょう。
結局は自分の都合のいいように動いてくれればいいのです。
そのため部下は成長が見込めず、その上司の下以外では役立たずになってしまいます。これぞ悲劇。
対策としては、自分の意思を強く持ち意見し続けることです。否定されてもひるんではいけません。こちら側も意思の強さを見せることができれば、「自分の思いどおりにならないやつ」に認定されます。
そうなればあとはこっちのもの。ある程度自由に動ける上下関係の出来上がりです。

2位 「部下は守る」発言後の上層部側への寝返り
筆者が経験してつい笑ってしまったのはこのタイプの上司。経緯は以下の流れ。
- ある案件が受注目前で拠点長の許可が必要、しかしすんなり許可が出ないような内容
- 上司に相談、色々加味した結果、メリットがあり受注するべきことを伝える
- 上司も賛同、「拠点長は俺がなんとかする」と共に拠点長の元へ
- 僕が経緯を説明し、受注するべき旨を伝える
- 拠点長納得せず、上司は隣でだんまり・・・だんまり!!??
- 最終的に上司も拠点長側につき、僕に受注するべきではないと諭してくる
- カオスな結末、笑い出す僕
漫画で見るような変わり身の早さでした。
なお、この拠点長はただの頑固で案件受注の正当性などは考えられないタイプ。それなのに僕を見捨て、拠点長側につく上司。
まさに「長いものには巻かれろ」を体現した理不尽な上司でした。
このとき目の当たりにした光景は今でも忘れられません。安易に上司を信じるものではないと実感した話。

1位 高すぎるプライドから引くに引けず怒鳴り散らすパワープレイ
ある案件関して、ちょっとした議論が発生。話し合いの結果、上司は机を「バチーンッ!!」とたたき、怒鳴り散らしてきました・・・
筆者はしっかり論理立てて話していたので、間違ったことは言っていないはず。
おそらく、あまりにこちらが真っ当なことを言うもんだから、引くに引けなくなったんだと思っています。
50代の上司でしたが、柔軟性のない頑固なオッサンは嫌ですね。ましてやプライドも高いものだから、なんとか自分の力を誇示しようとめちゃくちゃなことをしてきます。
それがこの件でいう机を叩きながら怒鳴り散らすとうパワープレイ。控えめにいって、この理不尽さは老害以外の何者でもありません。
ここまでくると、理不尽な上司を通り越して邪魔なオッサンに認定です。

上司の理不尽から自分を守るために心がけること
筆者なりの答えとしては2つ。これさえ押さえておけば、多少の理不尽に見舞われても笑い過ごせます。
自分をしっかりと持つこと
理不尽な上司や他人の意見で自分をぶらさないためです。
仕事でいえば、ある程度の経験や実績を積めば自信がついてきます。そうすると自分に自信が持てるようになるので、多少の理不尽でもダメージは受けなくなるでしょう。
では新人はどうすればいいかというと、仕事以外のことで自分に自信をつけることが得策かと。
趣味や会社以外での活動で活躍し、自分に自信をつけていく。これができれば理不尽な上司を冷めた目で見れるようになります。
理不尽な上司は相手にしない

究極はこれです。相手にしなければ、害はありません。
とはいえ仕事上、どうしても接触を避けられない場面が出てくると思います。
そんなときは『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』を読んで、斜に構えるといいでしょう。
上司をアホと例えるのは酷いかもしれませんが、理不尽な上司はアホと言われても仕方がありません。
読んでいただくとわかりますが、理不尽な上司に消耗することがバカらしくなってきます。
いい意味で他人事のように考えることができれば、理不尽な出来事もただの面白い出来事に思えてきて楽になりますよ。

上司の理不尽には付き合わなくてよい
基本的に理不尽ばかりの上司は周囲からの信頼はありません。よって相手にせずとも問題ないわけです。
会社でしか付き合いのない上司相手に自分が消耗してしまうのは、人生という視点で見たときに非常にもったいですよね。
であれば、理不尽な上司という危険人物との折衝は最小限に抑えて、自分が楽に働ける環境を選びましょう。
ここで大事なのは、しっかりと自分で選び実行すること。
(参考記事:「やることが多い」と忙しい人のための著書『エッセンシャル思考』は現代を生き抜くバイブル)
無駄な会社生活や時間を過ごさないよう、意味のある選択をし、日々を過ごしていきましょう。