どうも。男女問わず多くの恋愛相談を受けています、りょうむた(@a_ryo_muta)です。
最近、失恋したという女性から

との相談を受けました。
失恋した直後となると、どうしても相手のことを考えてしまって辛い思いをしてしまうことは多いですよね。
そのことから、相手の連絡先の扱いについても悩んでしまいます・・・
僕も何度も失恋を経験しているので、その気持ちは痛いほどわかります。
しかし、僕はそのときこう答えました。

そう、ズバッと答えを言うことはできませんでした。
いや、答えとしては「あなたの気持ちと状況に合った方を選ぼう」と伝えたつもりです。これは本記事の簡単な結論でもあります。
とはいえ、「気持ちと状況に合った方がどっちかわからない」という考えになる方も多いはずです。
なぜなら、僕に相談をしてきたこの女性もそう言ってきました。
ということで、このとき女性に伝えた内容も踏まえて、失恋したときに連絡を消すことが適したタイプと適さないタイプについて考察を述べていきます。
併せてそれぞれのメリット・デメリットも考えました。
もし、今この記事を読んでくださっているあなたが、失恋したことで悩んでいるのなら力になれる記事です。
ぜひ最後までお付き合いください。
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失恋した女性Aの話 ~相手のことを忘れたい故に連絡先を消そうとする~

連絡先を消すのは苦しい現状から抜け出したいから
まずは女性Aの話で考えてみます。簡単なデータは以下のとおりです。
- 交際歴:約1年間
- 居住地:男女ともに福岡市内、双方宅の距離は徒歩15分圏内
- スペック:男女ともに30代前半、大企業勤務(会社は別)
- 会っていた頻度:週1~2回
- 別れに至った理由:男性側からの申し出(気持ちがなくなったとのこと)
1年付き合った結果、フラれてしまったようです。30代ということもあり、結婚も考えていたとのこと。
確かにこの失恋が与えるダメージは大きいでしょう。忘れたくても忘れられないということも十分にわかります。
故に女性Aは相手の連絡先を消して、相手のことを忘れようとしています。
しかし、この段階で連絡先を消すということが懸命な判断とは言えません。
理由は、女性A本人がどうしたいか?という肝心な部分を聞けていないからです。
ここでいう「どうしたいか?」というのは、「連絡先を消す」といったことではありません。
そもそも「連絡先を消す」というそれ自体は手段であり、達成したい目的ではないのです。
考えのプロセス的には以下のような流れではないかと考えています。
「相手を忘れたい」 ⇒ 「連絡先を消す」 ⇒ 「相手のこと(失恋自体)を忘れたい」 ⇒ 「苦しみから抜け出したい」
結局は苦しい現状から抜け出したいためなんですよね。どんなに綺麗事を言おうが、僕はそういう考えです。
なので連絡先どうこうよりも、まずはこの目的の部分をはっきり設定したいところです。
ただなんとなくで連絡先を消す選択肢を選んでも解決にならない
では「これからどうしたいか?」に対する目的は、どういった観点で考えるべきか?ポイントは2点です。
- その恋愛自体をどうしたいか?
- これからどう生きたいか?
シンプルにこれだけです。
⑴の「この恋愛をどうしたいか?」は、完全に終わりにしたいのか?復縁のチャンスを伺うのか?しばらく静観するのか?
⑵の「これからどう生きていきたいか?」は、あなたの考えるこれからに失恋相手はいるのか?いないのか?まだそこまで考えが及ばないのか?
このあたりの考えが、まとまって初めて連絡先をどうするか?を考えることができます。
早まって消したあとで、考えの中に相手の存在が居たことに気付いては余計にショックが大きくなりますからね。
大抵の人は失恋してしまったとき、なんとなくの雰囲気で連絡先を消そうとします。別れたら連絡先を消すのが当たり前といった感じで。
その理由については次の部分に書いていますが、Aさんの場合もまさにこのケースです。
なのでAさんにはポイントについてしっかりと考えてもらい、その結果に合わせてアドバイスをしました。
ちなみにAさんは「相手のことはまだ諦められない、これからの生き方はまだわからない」とのこと。
相手のことを諦められないということは、連絡先を消してしまうのは逆効果ですね。
連絡先はまだ残しておき、相手のことを追いかけるかの判断と、これからの生き方に相手がいるのかを考えてもらうことにしました。
この話で感じることは、ただなんとなく相手のことを忘れようとしてもなんの解決にもならないということ。それは連絡先を消すことも同じです。
しっかりと今後のビジョンを見据えて行動するようにしましょう。まあ、それは恋愛以外でも当然のことですよね。
一般的に連絡先を消すタイプと消さないタイプの考え方

失恋すると連絡先を消すというタイプが多い中、逆に消さないというタイプの人もいます。
それぞれどういった意図があるのかを考えてみました。あなたはどちらのタイプに当てはありますか?
相手のことを早く忘れたいという連絡先を消すタイプ
ほとんどの人がこのタイプではないでしょうか?
「連絡先を消さないと相手を忘れられない」「連絡先が残っているとつい連絡していまう」「別れたら連絡先を消すのが当然」
こんな考えから連絡先を消すというケースを多く耳にします。
完全に割り切った上で消すことはいいと思いますが、先ほどのAさんのように「ただなんとなく消す」ことはオススメしません。
連絡先を消すことで相手を忘れられると思っているのなら、それは大きな間違いです。
むしろ相手を忘れたいとの思いで行動しているうちは、忘れることはできません。
「忘れたい」と思っている内は、相手の存在が頭にあるからです。
本当に忘れるときはなにも考えていないので、気付かない内に頭から消えてしまっています。
このタイプにはまず自分と向き合い、自分を素直に受け入れることをオススメします。
まだ繫がりを持っていたいという連絡先を消さないタイプ
端っから復縁のチャンスを伺うのであればこちらの選択肢でしょうか。
完全に吹っ切れた上で、どうでもいいから消さないという人も稀にいらっしゃいますね。
まあ復縁を狙うことや、好きで忘れられないから消せないということは、自分と向き合った上での素直な答えなのでいいことです。
やはり自分を受け入れることは大事ですからね。
ダメでもいいんです。ダメだったらそのときに次どうするかを考えれば良い。
どんなに無様であれ、自分を素直に受け入れている姿勢は好感が持てます。
連絡先は消す方がいい?消さない方がいい?

繰り返しになりますが、自分の考えに合わせて選択しましょう。
それぞれのメリットとデメリットを考察しましたので、これからの考えを形成する上で参考にしてください。
失恋相手の連絡先を消すメリットとデメリット
- 連絡が取ることができなくなる(デメリットにもなる)
- 連絡が取りたくても取れない(メリットにもなる)
- 余計に相手のことを考えてしまう
失恋相手の連絡先を消さないメリットとデメリット
- 友人でいられる
- 復縁のチャンスを伺うことができる
- つい連絡してしまう可能性がある
あなたは連絡先を消すべき?消さないべき?

相手の連絡先を消すも消さないも、今後の考え方次第とお伝えしてきました。
ではどういった方にどちらをオススメするかを書いておきます。
失恋相手の連絡先を消すべきタイプ
今後の生き方が定まっていて、且つその中に失恋相手が存在しなくとも平気なのであれば消してしまいましょう。
そんなあなたはもうすでに失恋相手を断ち切ることができています。たとえ好きな気持ちが残っていようとも。
極端な言い方ですが、これからの生き方を描いたビジョンに相手の存在が必要ないのであれば連絡先を残しておく必要は微塵もありませんからね。
失恋相手の連絡先を消さないべきタイプ
逆にこれからの生き方を考えた上で、どうしても相手が必要だと思うのならば消さないでおくべきです。
消したところで相手への思いは膨らむ一方でしょう。
また、これからの生き方を考えることができない状況の人も同じです。
頭の整理ができていない段階で早まって行動することは得策と言えません。
当然、復縁を望む方を残しておきましょう。
今後の恋愛に対する考え方と思い描く生き方で判断しよう

Aさんの相談をきっかけに「相手の連絡先を消すか?」について考えてみました。
改めて言うと、一概に消すことがいいとは言えません。
あなたの考え方と状況に合わせて、よりよい選択をしてください。
相手に新しい彼女がいたりすると、「消すしかない…」と思われたりしますが、そんなことはありません。
もちろんその二人の邪魔をしてはいけませんが、連絡先を消すという極端なことはしなくていいのです。
モラルの範囲内であれば、人間はもっと自分のために行動をしていいんです。
「失恋したら相手の連絡先は消して当然」
こんな凝り固まった概念にとらわれず、自分のために生きることを選択してくださいね。
あなたの恋愛が、人生が素敵なものになることを願っています。