どうも。好きなファッションのテイストが年々変わります、りょうむた(@a_ryo_muta)です。
いつも好き勝手に書いていますが、今回はファッション(服)についての持論を書きます。
「ファッションってこんな見方があるのか~」程度で見ていただけたらと思います。
有益な情報をお求めの方は、このままお帰りになることをおすすめします。
ためになることは一切書かない予定(ここを書いている時点での考え)。
さて、その持論のお題目ですが、
「”オシャレ好き”と”服好き”はまったく異なるもの」
これでいきます。
某セレクトショップで3年半社員として働いた経験を基にした考察です。

サクッと読める
服が好きな人はオシャレ好きと服好きの2タイプに分かれる

世の中には数多くのファッションスタイルが存在します。
よく〇〇系や〇〇ファッションと呼ばれて分類されていますね。
これらは年々新しい言葉が出てきたり(作られたり)するため、無数に存在するものと言えます。
しかし、どのファッションであれ、服が好きな人の根底にあるものは次の2タイプではないでしょうか。
オシャレ好き or 服好き

オシャレ好きと服好きの違い

これはアパレル販売の経験から学んだことなんですが、服を着ることに対しての価値観がそもそも違います。
オシャレ好き = ビジュアルを重視して服を着る
服好き = ブランドの背景や生地、製法にまでこだわり共感した服を着る
簡単に言うと、オシャレ好きは外見で選び、服好きは内面で選ぶといったところです。

オシャレ好きは「自分をどう見せるか?」を考える

外見重視のオシャレ好きは「自分をどう見せるか」が服を選んだり、着たりする上での基準となります。
主役は服を着る自分なわけで、主役をどう引き立てるかがポイントとなるわけです。
そのため、この手のタイプは細かな服のディテールには無関心です。
「縫製が~」「生地が~」「ボタンが~」
といった見た目に大きく影響しない部分にはあまり興味がありません。
また、ブランドに興味がないこともしばしば。
ブランドはパッと見では判断できない見えない価値の部分になるので、外見重視のオシャレ好きは関心がなかったりします。
もちろん、良いものを着たがるオシャレ好きはブランドも重視するので、この話はあくまで一般論的な見方です。
オシャレ好きの特徴をまとめると以下のようになります。
- 自分が主役
- 外見(見た目)重視
- 細かいディテールには無関心
- ブランドへの執着なし

服好きは「この服の成り立ちは?」を考える

かえって、内面を重視する服好きは「服の成り立ち(生い立ち)」を重要視します。
その服のバックボーン(生産背景)であったり、モデルとなったデザインの由来、細かなディテールなど細かな部分まで目を光らせます。
主役は自分ではなく服なわけで、ある意味、真の意味で服が好きなわけです。
服を着ることも当然好きですが、それ以上に『服』そのものが好きなのです。
この手のタイプは服への知的好奇心が半端ないため、1着にかける金額も常軌を逸している場合もあります。
また、ブランドに対しては、知名度などよりもマニアックなこだわりがあるブランドを好む傾向にあります。
とにかく服が好きなため、服オタクのようなイメージを持っていただくとわかりやすいですね。
きっと服に優しい良い洗剤使っていることでしょう。
あなたの周りにもいませんか?
「この服〇〇年の〇〇がモデルで~」「このボタンが〇〇の素材を使っていて~」
など、凡人には到底理解できないようなものを熱く語ってくる人が。
では服好きの特徴をまとめておきます。
- 服が主役
- 内面(背景)重視
- 細かなディテール大好き
- こだわりが強いブランドが好き

多くの服が好きな人はオシャレ好き

アパレル販売員時代を含め、多くの服が好きな人を見てきましたが、大半はオシャレ好きで間違いありません。
みんなオシャレに服を着ることを目的としています。
あなたの周りの服が好きな友人もオシャレ好きではないですか?
まあ現代のようなファッション離れが危惧される中、服そのものに執着する服好きはレアな存在と言えます。
あ、このオシャレ好きと服好きはどちらが良い・悪いといった話ではありません。
あくまで「服に関心のある人は、この2タイプのいずれかが根底にあるよね」という話です。
そして、「服に関心のある人のほとんどはオシャレ好きだね」ということも知っておいていただくといいかなと。

オシャレ好きと服好きは似ているようで似ていない

完全に主観ベースの話でしたが、いかがでしたでしょうか。
あなた自身はどちらのタイプに当てはまりそうですか?
繰り返しになりますが、そもそも服やファッションへの価値観がまったく異なります。
とはいえ、どちらも服やファッションが好きということなのでそういった意味では同志です。
今後も日本のファッション業界発展のため、ユーザーとして貢献していきたいですね。
これからもファッションを通じて人生を楽しんでいきましょう。
