どうも。会社員歴10年超え、りょうむたです。
突然ですが、会社の飲み会って好きですか?
僕は嫌いです。行きたくありません。
同じく「行きたくない」という気持ちなのにも関わらず、行かざるを得ないという人は多いことでしょう。
特に20代~30代の若手社員は一度は悩んだことがあるはずです。
でも待ってください。どうして行きたくない飲み会なのに、行かなければいけないんですか?
「会社員だから仕方ないだろ」「上司や先輩に誘われたら断れない」
大半の方はこう言うと思います。ですが、それは間違いです。
行きたくない飲み会には行かなくていいんです。たとえ会社の飲み会でも。
ただし、むげに断ってしまうと会社生活に響いてしまうかもしれないので、波風立てないようにして断りましょう。


ちなみに僕は、これまで勤めた多くの会社で飲み会を断ってきましたが、会社生活へは何の影響もありませんでした。
では、そんな上手な飲み会の断り方を詳しく解説していきますね。
サクッと読める
会社の飲み会に行きたくない理由
人によって違ってくるとは思いますが、概ね以下のどれかではないでしょうか。
- お酒が嫌い
- 楽しくない、面白くない
- 時間がもったいない
- 仕事中以外で会社の人と関わりたくない
- 他にやりたいことがある
- お金がもったいない




会社の飲み会への参加は強制ではありません。行きたくない理由なんて何でもいいんです。
会社の飲み会に行きたくない人は多い


飲み会に行きたがらないのは若手というイメージがありますよね。でもこれ、実は少し間違っているんです。
ある統計データによると、
- 20代~30代 : 行きたい47% 行きたくない53%
- 40代~50代 : 行きたい47.7% 行きたくない52.3%
こんな感じであまり変わらないんです。
このあたりを踏まえて考えてみると、「最近の若手は~」といった苦言は的外れな感じがしますよね。
結局、若手と中堅・年配社員の違いは、行きたくない飲み会に我慢して行くか?といった半ば精神論的な話になるわけです。
飲み会に行きたくないのに行ってしまう理由
ではなぜ行きたくもない飲み会に行ってしまうのか。一般的には以下のような理由がありますよね。
- 上司や先輩の誘いだから
- みんなが参加するから
- 断るのが気まずいから
- 仕事や出世に影響しそうだから
- 誘いが強引で断れないから
すべては会社での立場を案じているからでしょう。
会社勤めの窮屈な部分ですね。飲み会を断ることで、会社生活や仕事に悪影響を及ぼしそうだと思ってしまいます。


飲み会は思い切って断ってみると案外問題ない
半数が行きたくないと思っている会社の飲み会。半強制参加のように感じますよね。
でも大丈夫。会社の飲み会って断っても意外と何も変わらないものです。
自分で断った経験が少ないと、「断るのはよくないよな」と無意識に思ってしまいます。周りも断る人がほとんどいないため、「自分だけ断るなんて・・・」と人間の集団心理が働いてしまうのでしょう。
要は、自分で勝手に不安を作り出しているだけなんです。周りはそんなにあなたのこと気にしていませんよ?
もしかすると会社の体質次第では、上司・先輩に少し嫌味を言われてしまうかもしれませんが、そんなの気にしなくていいです。
逆に飲み会に行かなかっただけで立場が悪くなる会社なんてたかが知れています。
「飲み会は断っても案外問題ない」ということはぜひあなたに知っていただきたいことです。
会社の飲み会の断り方

「飲み会は断っても案外問題ない」ということを踏まえて、飲み会の断り方を見ていきましょう。
最初に誘われたときにはっきりと断る
個人的にはこれが1番大事です。ただ、よくやってしまうのは「スケジュール確認してみます」「あとで返事します」といった一度保留をして返事をすること。
これは是が非でも避けたい。
なぜかというと、一度保留をした後に改めて返答することで、色々考えた感じが出てしまうからです。
これは断られる側は当然ですが、断る本人も改まることで断りづらくなってしまいます。
できる限り、最初に誘われたとき、初めの返事の際に「行かない」と断るようにしましょう。
渋られても動じず断る
「行かない」と言ったものの、相手が納得していない。行った方がいいかな?やっぱり「行きます」と言おうかな。
大丈夫。そんなことせず、どんと構えてなさい。
ここでのポイントは、一度断ってしまったらその飲み会のことはきれいさっぱり忘れてしまうこと。
頭から完全に消すことができなくても、とにかく気にしないことです。
気にすればするほど、自分で勝手に不安を作り出してしまいます。
直接苦言でも言われない限り、動じずに断って問題ありません。
先に「飲み会には参加しない」と宣言しておく
僕がよく使う手でした。転職で入社したら、数日後にはこれを宣言します。
入りは「お酒が弱くて・・・」とやんわりジャブを入れ、後にお酒が弱いことを理由に飲み会には行かないというキャラを作り上げます。
こうしておけば、例え飲み会に誘われたとしても、誘う側も断られる前提で来てくれたりします。
断る前に断りやすい環境を作るのも1つの手なわけです。
会社の飲み会を断るときの理由
ここでは飲み会を断る理由の一例を挙げていきます。
ストレートに「行かない」と伝える
小細工はしません。直球勝負。
これ、言いにくいようで効果絶大なんです。
ただ、言い方や言う本人のキャラも関係してくるので、ある程度『飲み会に行かないキャラ』が定着してから使った方がいいかもしれません。
仕事を理由にする
「今日までにやらないといけない仕事があるので行けません」
あなたも使ったことがあるのではないでしょうか。
ただ、これは自分の仕事内容を完全に把握されている場合は難しくなります。嘘ですから。
また、本当にそういった仕事があったとしても、飲み会の時間に働く必要があるということは残業をすることになります。
飲み会も嫌ですが、残業も嫌ですよね。
先約があることを理由にする
プライベートで先約があることにします。細かい内容はなんでもOK。
たとえ友人関係であっても約束は約束です。さきに約束した方を優先して当然です。
これが飲み会を断るための嘘だとしても、なにも気にする必要はありません。
1つ注意することとしたら、嘘だとバレないよう帰り道などに気をつけることくらいです。
翌日の会社では飲み会の話題に触れない
飲み会を断って気まずい思いをしたくないのであれば、翌日この話題に触れないようにしましょう。
自ら触れなくても、飲み会の参加者間で話をしているかもしれません。
その場合も、なるべくその話題に混ざらないようにしていればいいです。
飲み会の話題に混じってしまうと、参加していない側からすると関係のない話が出てきます。
内容がわからないのでどうしようもないわけですが、そのことにより「行っておいた方がよかったかな?」と考えがブレてしまってはよくありません。
自分の行動には胸をはっていきましょう。
断り続けていれば、断られる方も慣れてくる
僕は3回くらい続けて断っていれば、その後誘われなくなることが多かったです。
文面だけみると「誘われない」と寂しいように感じますが、決してそんなことはありません。
あくまで飲み会に誘われないだけで、会社生活では普通にコミュニケーション取れていましたら。
一度、当時の会社の後輩に


と褒められた?ことがあります。僕は特別なことはしていないんですけどね。
このとき思ったのは、「飲み会は断る人が少なくて断る側が慣れていないのは当然のこと、断られる側も慣れていない」ということ。
続けて断っていれば、断られる側も慣れてきて、「断られる」事実以外は何も問題なくなるというわけです。
会社の飲み会は行きたくないなら行かなくていい
断ってみたら案外問題ない、断る側も断られる側も慣れてくる、こういったことがわかっていただけたことでしょう。
繰り返しになりますが、行きたくない飲み会に無理に行く必要はありません。行きたくないのであれば、行かなくていいんです。
あ、僕から1つアドバイスをしておくと、送別会・歓迎会・忘年会など節目の飲み会は行っておいた方がいいかもしれません。
僕もたまに参加します(すべては参加しない)。
節目の飲み会だけ参加することで、飲み会のマンネリも防げますし、肝心の場には参加する人というイメージを植え付けることができます。
たまに行くと楽しかったりもしますしね。
余談になりましたが、行きたくない飲み会には行かず、あなたらしい人生を楽しんでくださいね。