『コーヒーが冷めないうちに』の映画の感想(ネタバレなし)「久しぶりに泣けました」

コーヒーが冷めないうちにの映画の感想
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「あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?」

誰しもが一度は考えたことがあるであろう、過去に戻れたら・・・という非現実的思考。

そんな過去へのタイムスリップを題材に、心温まるストーリーが描かれている『コーヒーが冷めないうちに』。

原作のヒットから映画公開が決定。9/21(金)より上映開始ということで、早速9/22(土)に観てきました。

原作のレビューや映画公式サイトには「4回泣ける!」と強気の姿勢。120分ちょっとで4回泣くとすると、30分に1回は泣くことになります。

そのあたりの信憑性も確かめたいところ。

で、先に感想の結論をお伝えすると、「4回は無理だったけど、本当に泣ける作品だった」ということ。

ちなみに31歳である僕が映画で泣いたのは、記憶しているかぎり7年ぶりくらいです。本作は久しぶりに胸打たれる作品でした。

よって本作の良さを伝えるべく、この記事では『コーヒーが冷めないうちに』の簡単なあらすじと、僕の個人的な感想を綴っていきます。

なお、僕の人間性は以下のとおりです。

  • 31歳男性
  • 友人知人にはドライな人間といわれる
  • あまり泣かないと自覚あり
りょうむた
こんな人間の一感想としてご覧ください。

 

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『コーヒーが冷めないうちに』の原作はシリーズ100万部突破の超ヒット作

原作情報

「誰もが涙する、感動の1冊です。」

著者は大阪府出身、1971年生まれ の川口俊和氏。

川口俊和氏
1110プロデュース脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等

1110プロデュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。小説デビュー作の『コーヒーが冷めないうちに』は、207年本屋大賞にノミネートされた。他の著書に『この嘘がばれないうちに』がある。

本作『コーヒーが冷めないうちに』で本屋大賞にノミネート。シリーズ100万部突破の他作品は、『この嘘がばれないうちに』『思い出が消えないうちに』となり、『~うちに』シリーズと僕は読んでいる。

 

原作の評判

Amazonの商品ページを拝見すると、商品情報に記載されている読者の声と、購入者レビューで完全に二分されています。

りょうむた
他人の意見なので、どこまで信じるかはあなた次第。

商品情報記載の読者の声は高評価

  • 「泣いた。とにかく泣きました。素敵な1冊を私の人生に届けてくれてありがとう! 」(女性)
  • 「この本、すごい。こんなに素直にまっすぐに胸に刺さってくる本ははじめて。 4回泣けますと書いてあったけれど、私は6回も泣いてしまいました。」(女性)
  • 「読みながら亡くなった母のことを思いだし、胸がいっぱいになりました。 もっと『ありがとう』を伝えておけばよかったと後悔していたけれど、心が救われました。(男性)
  • 「一気に読みました。別々の話だけど、みんなつながっていて、心がほっこりしました。最後の話は、ほんと良かった。 自分と父ちゃんのこともいろいろ考えた。いい人生だよ。ありがとうございます」(男性)
  • 「心が温かくなった。長い人生、後悔することも多いが、素晴らしいこともたくさんあったと思い出させてくれる。 息子にも読んでほしいと思い、プレゼントした」(男性)

 

購入者レビューは悲惨なほど低評価

☆5=24%、☆1=38%となかなか厳しい結果に。

  • 破滅的な駄作
  • 笑えないくらい駄作
  • 情景が浮かびづらい、ストーリーもいまひとつ

Amazonレビューをご覧いただくとわかります。もちろん良い評価もありますよ。

 

映画『コーヒーが冷めないうちに』のキャスト

コーヒーが冷めないうちにの映画ポスター

キャストはベテラン勢から、今をときめく若手勢まで豪華に。本作への力の入れようが伝わってきます。

  • 時田数   : 有村架純
  • 新谷亮介  : 伊藤健太郎
  • 清川二美子 : 波留
  • 賀田多五郎 : 林遣都
  • 時田流   : 深水元基
  • 平井久美  : 松本若菜
  • 高竹佳代  : 薬師丸ひろ子
  • 平井八絵子 : 吉田羊
  • 房木康徳  : 松重豊
  • 謎の女   : 石田ゆり子
りょうむた
謎の女の正体は、本作を観てのお楽しみ。

 

映画『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじ

時田数(有村架純)が従兄(いとこ)で店主の時田流(深水元基)と切り盛りする、とある街のとある喫茶店「フニクリフニクラ」。
そこには、不思議な都市伝説があった。

それは店内の【ある席】に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができるというもの。
ただし、そこにはめんどくさい……非常に面倒くさいいくつかのルールがあった。

  1. 過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。
  2. 過去に戻っても、喫茶店を出る事はできない。
  3. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。 コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
  4. 過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。
  5. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。

「ここに来れば過去に戻れるってほんとうですか?」 今日も不思議な噂を聞いた客がこの喫茶店に訪れる。
アメリカに行ってしまった幼馴染の賀田多五郎(林遣都)とケンカ別れをしてしまった三十路直前の独身キャリアウーマン清川二美子(波瑠)。
若年性アルツハイマーに侵された妻・高竹佳代(薬師丸ひろ子)と、そんな高竹を優しく見守る夫・房木康徳(松重豊)。
故郷の妹(松本若菜)を裏切って、一人スナックを営む喫茶店の常連客・平井八絵子(吉田羊)。
数に次第に惹かれていく常連客の大学生・新谷亮介(伊藤健太郎)。
過去に戻れるという【ある席】にいつも座っている謎の女(石田ゆり子)……。

どんなことをしても現実は決して変わらない。 それでも過去に戻り、会いたかった人との再会を望む客たち。 そこで彼らを待っていたものとは? そして、主人公・時田数に隠された真実とは?

-1杯のコーヒーが冷めるまでの、ほんの短い時間でも、人生は変わる-

引用:『コーヒーが冷めないうちに』公式サイト

話のベースは原作と同じですが、内容は映画用になっている模様。原作を読んでいる方も新鮮な気持ちで観ることができそうです。

りょうむた
僕は原作にノータッチで観に来ました。

 

映画『コーヒーが冷めないうちに』の感想

この記事ではネタバレなしで、僕の感想を綴っていきます。映画から受け取ったメッセージをもとに色々と考えさせられました。

-1杯のコーヒーが冷めるまでの、ほんの短い時間でも、人生は変わる-

りょうむた
このフレーズはすごく心に響きますね。

 

過去と向き合うことでこれからが変わる

本作では過去になんらかの思い残しがある人たちが、自分の思いを元にその時に戻っていきます。

しかし現実では過去に戻るなんてことはありえません。

そこで考えました。この作品が伝えたいことは何か?と。

僕なりの答えとしては、過去と向き合うことで「今これから先の未来を変えられる」ということ。

思い出したくない過去、忘れたい過去、今その瞬間に戻りたい過去、それぞれ色々な過去があります。そういった過去と向き合うことができたとき、過去への思い残しがなくなるのではないかと。

とはいえ、未来は誰にもわからないので、「変える」という表現はふさわしくないですがね。

ただし、過去と向き合い、正しい理解ができれば、今後の未来を明るくする手助けをしてくれることは確信しています。

 

正直な気持ちを聞くのが怖い、それ以上に聞かない方が怖い

本作は「過去」とともに「伝える」ことがテーマにあったのではないかと思っています。

あなたも経験したことがあるであろう「あのときにきちんと伝えることができていたら・・・」といった、【過去×伝える】の人間味あるストーリー。

とくに恋愛面で多い事例ではないでしょうか。

「自分の気持ちを伝えていたら・・・」「相手の気持ちが聞けていたら・・・」

俗にいう後悔ですね。人間とは愚かなもので、こういったことを繰り返します。

なぜ繰り返すかというと、正直に伝える・伝えられることが怖いからだと思っています。僕がまさにそうだから。

自分の本音を伝えた上で、相手の本音を聞くことが怖いんです。自分の思っていることと違ったときのショックが大きいから。

でも本作を観て考えが変わりました。

伝えること(聞く)よりも、伝えないこと(聞かない)の方が怖いんだと。ましてや、自分の不安な気持ちから勝手に相手の気持ちを想定してしまうことが、どんなに愚かなことかと。

どんなに自分の予想とかけ離れていても、相手の正直な気持ちを聞ける方がいい。それに対してアクションが起こせるから。

しかし、相手の気持ちを聞かずして、自分で勝手に不安になってはいけない。だってその不安は存在するかもわからない、根拠のない不安だから。

 

「過去に戻りたい」と思わないように生きていく

過去に戻る

前述したように、現実ではありえません。「過去に戻りたい」と思ったところで、無駄なエネルギーを使うだけです。

では現実世界を生きる僕らにできることは?

過去に戻らなくていい生き方をするだけ。これに尽きます。

言うは易く行うは難しが見事に当てはまりますが、過去に戻ることよりも現実的な考えです。

今という瞬間を後悔のないように生き、過去に戻るという概念を持たない。

ある意味、本作を反面教師にしようと思う内容でした。

 

過去を理解すれば心が変わる。心が変われば未来が変わる

先に書いた過去と向き合うことでこれからが変わると似た内容になりますが、本質は異なります。

ここで伝えたいことは、気持ちの面の変化です。

上手く消化できていない過去があると、人は未練を持ちます。ある種の後悔というべきか。

そんな過去への心残りは、過去を理解することで消化し、気持ちの面が晴れるというわけです。

気持ちが晴れるということは、心が変わる。心が変われば未来が変わる。

僕たちは過去に戻ることはできませんが、覚えているかぎりの記憶の過去へは意識的に戻ることができます。

無意識に避けている過去も含め、きちんと向き合っていこうと思えました。

 

個人的にイマイチだと感じたところ

簡単にいうと、ストーリーの構成です。というのも、過去に戻る各パートの構成はよかったです。

がしかし、同時進行の「今」の部分が不満でした。

主演の2人の恋が進展していくのですが、その部分にスポットが当たりすぎかな?と。

最終的にはすべての話が結びつくので、致し方ないとも思えますが、ある1つの出来事が唐突過ぎてポカーンとなりました(笑)

本作をご覧いただければ、「あっ、ここか」とわかっていただけると思います。なのでここではこれ以上の言及はやめておきます。

 

映画『コーヒーが冷めないうちに』の感想まとめ

「過去に戻る」を題材に、今を生きること・思いを伝えることの大切さを学びました。

僕はこれからの人生で上記2つのことは意識してアクションを起こしていくつもりです。

過去は変えられないが、過去の使い方は変えられる。これが本作を観た持論です。

ネットでの意見は賛否両論ですが、僕は面白く感動できる作品だと感じています。

あなたも本作が気になるのであれば、ご自身の目で確かてみるといいでしょう。

最後に本作をおすすめするのはこんな方です。

  • 過去に未練がある
  • 思いを伝えることが苦手
  • 温かいヒューマンドラマが好き
  • 感動したい
りょうむた
ぜひご覧あれ。
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コーヒーが冷めないうちにの映画の感想

ABOUTこの記事をかいた人

りょうむた(31) 福岡在住のオシャレ好き セールス/プログラマー/恋愛メディアwebライター 大手自動車メーカーに約4年→大手アパレルに約4年→大手電機メーカーGに約4年と謎に大手を渡り歩く。 その後、紆余曲折を経てプログラミングをやりながら、再び大手電機メーカーでセールスを担当することに。 ファッション・フットボールが大好き。 結婚願望ありで婚活スタート。 「まず自分が楽しむ」をモットーに思考・仕事・ファッション・恋愛ネタを中心に発信しています。